データ登録機能

データ登録機能

スマサバ・プリントでは、データ列を内部不揮発メモリに保存する2つの機能があります。

1つは、よく使う単語をキーワードとしてMicro SmaSvrのフラッシュメモリに登録できます。
(最大200キーワード)
キーワードを利用すると、入力時の選択動作により文字列入力ができるので、よく使用する固定名称や、長い文字列やマクロコマンド列を登録できます。

もう1つのデータ登録は、データパック機能です。
データパック機能で保存したデータは、マクロコマンドから指定することで、印刷中の任意の位置に保存した内容をデータ列として出力することができます。
(最大26種のデータ)
データパックには、文字列やビットマップイメージなどを含むバイナリコードを登録することができます。

キーワードを登録

登録は直接手入力もしくは、メールやWebなどの画面からコピー&ペーストを利用し、入力枠に書き込み、キーワードを登録します。

1行に1つのキーワードを入力します。

保存した順に表示されます。

キーワードを利用

キーワードリストから登録キーワードを選択し、登録ボタンでキーワードを入力します。

iOSのSafariは回転ホイールによる選択ができます。

選択方法画面は、ブラウザにより異なります。

選択ボタンで選択を実行します。

キーワードがテキストボックスに入力されました。

キーワードは末尾に追加入力されます。

キーワードには、マクロコマンドを含むことができます。

データパック

データパックを利用すると、文字列やデータ列をMicro SmaSvr内の不揮発性メモリに保存することができます。
保存されているデータは、マクロコマンドから印字出力に埋め込むことができます。
データは最大26種類まで保存ができます。
データパックで登録されたデータは読み出しはできません。データは書き込み専用で、保存されている記録データを設定画面で見ることはできません。
データは数キロバイト程度保存できます。(最大記録容量は全体容量などに異なります。)
例えば、文字列の場合、解説文やリストなどを埋め込めます。
データ列の場合、プリンタに合わせた画像印刷コマンドとビットマップデータを合わせて埋め込むことで、印刷に画像を含めることができます。

16進数にチェックを入れた場合、16進数でデータを入力できます。この場合、改行コードは無視されますので、見やすいように8バイトや16バイトに区切って入力できます。

 

参考情報 - スマサバ・プリントで利用する文字コードについて

現在市販されている漢字が印刷できるレシートプリンタの漢字コードは、ほぼすべてJIS/S-JISコードです。

インターネットブラウザでは近年UTF-8による文字コード指定が一般化してきています。

JIS/S-JISコードとUTF-8の間では単純な計算式などによる計算では変換はできませんので、UTF-8では日本語を印刷することができません。

スマサバ・プリントではWebおよび入力フォームをShift-JISに固定することで、ブラウザからのフォーム入力の時点で文字コードをすべてS-JISに統一することで、プリンタに日本語コードを送信できる仕組みを作っています。